ダイヤのような「キュービックジルコニア(CZ)」とは?

ジュエリーについて

話題のキュービックジルコニアとは

最近、インターネット通販などでも話題となっているキュービックジルコニア(CZ)というものをご存知でしょうか。見た目はごく普通のダイヤモンドのように見えるのですが、実は非常に品質の高い人造ダイヤモンドです。

人造ダイヤモンドとはいえ、光の屈折具合、輝き方、そしてカットによる光の取り入れかたなど、様々な試行錯誤の末に天然ダイヤモンドと同様の美しさを再現しているので、肉眼だけではどちらが本物なのか判断することは極めて難しいものです。

専門の鑑定士でない限り、キュービックジルコニアと天然ダイヤモンドの違いを見分けることはまずできないので、気軽にお洒落を楽しみたい人、指先や胸元を華やかに演出したい人にはお勧めです。

キュービックジルコニアと天然ダイヤの違い

キュービックジルコニアは、なぜ天然ダイヤモンドと同様の仕上がりを維持することができるのでしょうか。答えはその物質と屈折率にあります。

キュービックジルコニアは二酸化ジルコニウムと呼ばれる物質が原料です。

この二酸化ジルコニウムは天然ダイヤモンドと似た屈折率を実現できるため、光をあてた際に同じような輝きを放つことができるのです。

しかし、キュービックジルコニアと天然ダイヤには決定的な違いがあります。それは。天然ダイヤモンドなら1カラットあたり100万円で取り引きされるところ、人造ダイヤでは1000円未満のものが大半です。

つまり、気軽に華やかなお洒落を楽しみたい時のコスチュームジュエリーには最適なアイテムなのです。

非常に安価なキュービックジルコニアについては、天然ダイヤの「まがい物」のような印象を持つ人もいますが、普段使いのアクセサリーとして誰でも気軽に楽しめるという感覚が、キュービックジルコニアの最大の魅力なのです。