シロツメクサの想い出
子供の頃の想い出。
押し花の絵葉書。
シロツメクサの花かんむり。
私の心に残る、幼少の頃の美しい想い出にはいつも祖母の姿があります。
それが今も私の心を揺さぶり、今でも私と祖母の物語には、そばに葉や花があり、鮮やかな色香が漂います。
雨上がりの晴れの日。
洗われた世界に流れ出す花々の香り。
澄み渡る空気に輝きを増す色とりどりの世界。
心躍らせながら歩く祖母との散歩。
子供の私に優しく語りかける祖母の声が心地良く耳に響き、心を包み込みます。
「あの花はねじり花、あのちいさいのはペンペン草っていう名前なのよ・・・」
今だって好きなものは変わらない。
いつまでも色褪せないその想い出が、私のデザインソースです。