「おばあちゃんも喜んでくれると思います」Y様の祖母の指輪をネックレスに
ポミエでは、譲り受けたジュエリーや、思い出のアイテムを使って、リメイクジュエリーを生み出しています。
今回ご紹介するのは、「小枝葉エンゲージリング」のオーダーと同時に、お祖母様から譲り受けた指輪をペンダントへリメイクされたY様のストーリー。
新たな台座で生まれ変わる石たち
リングの台座から外したエメラルドとダイヤモンドは、石に合わせて新しく作られた石枠へ。
デザインはおまかせとのことでしたので、オーダーいただいた「小枝葉」のリングとおそろいの『葉』をあしらうことにしました。
スクエア型が洗練された印象を与える石たちに、葉を組み合わせることでナチュラルなテイストが加わり暖かみが増していきます。プラチナの台座と並ぶゴールドのパーツは、エメラルドのグリーンとの相性も良く、コントラストがそれぞれの個性をより引き立てていきます。
石枠と葉のパーツのバランスが肝心。さらに、身につけた時、バチカン(チェーンを通す部分)がまっすぐ首もとに来るように調整します。
組み立てが出来上がったら、石留め職人の出番です。石が美しく見える良いバランスで、ゆるみなくしっかりと石を固定。
石が留まったら、最後の仕上げで、枝や葉のテクスチャーは美しく残して、内側や爪はピカピカに磨き、刻字を入れて完成です。
チェーンを通して出来上がりを見るときが、スタッフ一同いちばんの楽しみ。「きっと喜んでもらえるはず」と自信のネックレスに仕上がりました。
ジュエリーを受け継ぐ瞬間に
受け渡しのとき、「指輪はもちろんですが、おまかせでお願いしたペンダントも本当に素敵で、ポミエさんにお願いしてよかったと思いました!指輪を譲ってくれたおばあちゃんもきっと喜んでくれると思います」とY様。
眠ったままだったジュエリーが生まれ変わり、新たな世代に引き継がれていく、素晴らしい瞬間に立ち会うことができるのもリメイクジュエリーの魅力です。
ポミエがそのお手伝いをさせていただけるのも、幸せなことだと感じています。