祖母の想い出をデザインに。T様リメイクオーダーのパールネックレス

オーダーストーリー
akoya-pearl

T様がリメイクオーダーに持ち込まれたのは、おばあさまから受け継がれたという、美しいアコヤパールのネックレス。

おばあさまの大切な想い出が込められているというネックレスですが、金具が壊れて使えなくなってしまったそうで、金具のみのリメイクオーダーとしてお受けしました。

このネックレスには、T様のおばあさまの、強く美しく生きたストーリーが秘められています。

想い出のアコヤパールネックレス

おしゃれが大好きだったT様のおばあさまは、戦時中に旦那さまと生き別れになってしまったそうです。「もう会えないだろう・・・」と、最愛の人を想いながらも、理容師として手に職を持ち、子供を育てながら強く生きたというおばあさま。

子供と桜を見に行こうと出かけたある春の日。突然、クルっと方向を変え、子供の手を引っ張って向かったのは百貨店でした。
そこで購入したのが、このアコヤパールのネックレスだったそうです。

「きっと満開の桜を見たら、美しすぎて泣いてしまう。それならば、今日はおしゃれをして自分を華やかに着飾ろう・・」

その時のおばあさまの本心は誰にもわからないけれど、「そんな想いだったのかな」とT様は語ってくださいました。

T様と友人であるポミエデザイナーがじっくりとお話を聞いて【彼女のイメージとおばあさまのストーリーが重なるような、世界でたったひとつの美しいジュエリーを作りたい!】と心から思い、制作スタッフと相談しながら丁寧に進めていきました。

アコヤパールのネックレスに桜をモチーフにしたピンクダイヤモンドを

「あのときおばあさまが見ることができなかった桜を」という想いから、金具には花びらをデザイン。桜の中央に留めたピンクダイヤモンドが優しく輝きます。

パールの金具は、ほどよい大きさと使いやすさが重要ですので、その中でどれだけのイメージを伝えられるかが、とても大変でした。

その限られた金具のスペースに、小さな小さな5ミリほどの一輪の桜と、2枚の2〜3ミリの花びらが2枚優しく舞うように立体的に配置し、桜の可憐な美しさを表現しました。

そしてピンクダイヤモンドの周りにちりばめた3ピースのダイヤモンドは、おばあさまの強く生きた輝かしい人生を思わせる、きらめきを放っています。

こうしてT様からおばあさまへの想いを込めた、世界でひとつのアコヤパールネックレスへと、生まれ変わりました。

ジュエリーにまつわるストーリーと、オーダーリメイクでなければ存在しない、特別なネックレスです。

特別なネックレスに彩りを

おばあさまのようにおしゃれが大好きで、ファッション関係のお仕事をされているT様。その華やかな装いに、みんなの想いが詰まったこの特別なネックレスが彩りを添えられることを、心より嬉しく思います。

ポミエでは「想いをかたちに」をモットーに、リメイクジュエリーのオーダーもお受けしています。

ブライダルリング制作で培った確かな技術力と、感性豊かなデザイナーのひらめきで、あなただけの大切なジュエリーに、あなただけのストーリーを重ねるお手伝いをさせていただけたら、とても嬉しいです。